スマートフォンで簡単に「モノ」を管理できる宅配収納サービス「サマリーポケット」。年300%で成長を続ける同サービスを支えるべく、スタートしたのが倉庫管理システム(WMS)の内製化プロジェクトです。ゆめみはサーバーサイド構築をご支援し、サマリー様の社内メンバーと一体となりスタートアップに求められるスピード感でのシステム開発を実現しました。
サマリーは、<テクノロジーで「所有」のあり方をアップデートする>をミッションに、宅配収納サービス「サマリーポケット」を運営しています。
サマリーポケットは、専用ボックスに預けたい荷物を詰めて送ると、空調・セキュリティが徹底管理された環境でお預かりをする宅配収納サービスです。月額1箱275円(税込)〜というお手頃価格で利用でき、2015年のリリース以降は年平均300%の成長を続けています。
同サービスにおいては、プロダクトのさらなる成長とより良いユーザー体験の提供に向け、物流システムの改革が不可欠でした。そこで2021年に、それまでは外部に運営を委託していた倉庫管理業務を内製化することを意思決定。
なかでも倉庫管理システム(WMS)の開発は最重要プロジェクトとして位置づけられ、外部リソースも活用しながらスピード感を持ってリリースしたい意向があったことから、ゆめみにご相談をいただきました。
プロジェクトの立ち上げに際しては、ゆめみ側で大規模Webアプリケーション開発プロジェクトに関わった経験豊富なメンバーを中心に、サーバーサイドチームを編成。Go言語での実装要望に対して、未経験のメンバーも早期にキャッチアップを行い、迅速に開発体制を構築しました。
2021年5月のキックオフ実施後、目標としていた2021年10月にはシステムリリースを完了。その後も継続的にシステム保守、新機能の開発等のご支援を提供しています。
本プロジェクトにおいては、サマリーとゆめみ側が「ワンチーム」となって動くことで、スタートアップらしいスピード感で、今後の事業拡大にも耐えうる高負荷・大規模システムへのスケーラビリティも鑑みたシステム開発を実現しました。
具体的な取り組みや、プロジェクト運営のポイントは下記の通りです。
・プロジェクト初期の段階から参画させていただいたこともあり、会社と会社の境界をあまり意識することなく、チームの一員・仲間として共にプロダクトを創っていくことができました。
「モノ」を扱うという、IT技術と相反するような課題に対して考えていくのは、難しくもあり楽しい体験でもありました。(サーバーサイドエンジニア)
・モノに溢れたライフスタイルの私にとって、それを直接解決するプロダクトに関われたことはエキサイティングな体験でした。特に2022年春にリリースした大型アイテムプランに関わらせていただきましたが、個人的にも有用なアップデートに協力できて光栄です。今後ともスタートアップに負けないアジリティを提供していきたいです。(サーバーサイドエンジニア)
サマリー社では全メンバーがフルリモートなため、Slack、Notion、Asana、FigJam等を活用しながらあらゆる情報を共有し日々の開発を行っています。そんなワークフローをゆめみのみなさまにもすぐにキャッチアップしていただけたことで、設計の議論、開発タスクの取り回し、チーム内改善などのコミュニケーションが円滑に効率よく進みました。
またゆめみの皆さまが、それぞれ異なる経験や専門性をお持ちだったので、一人ひとりの強みも発揮していただきながら、弊社の中でも一大プロジェクトであったWMS開発をワンチームとなって共創していくことができました。今後も引き続きよろしくお願いします。
サーバーサイド開発支援
バックエンド:Go
AWS:ELB、Amazon ECS、 AuroraRDS、Amazon Elasticache
【サマリーポケット – iOSアプリ】
【サマリーポケット– Androidアプリ】
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