MEMBER

インタビュー|仲川 樽八(リードアーキテクト)

システムや筋肉に負荷をかける重要性

仲川 樽八(なかがわ・たるはち / 2001年4月入社)

ゆめみに入社した経緯は大学生まで遡るのですが、当時既に6年目となる大学を卒業する目処が立っていなかったとき、友人から「大学の同期が立ち上げた面白い会社ある」と紹介がありインターンとして参加しました。次の年にその友人が大学院を卒業するタイミングで一緒に社員として入社して以来、ずっとゆめみで働いています。

プログラミングは中学生の時にはじめました。親の通信教育のおまけで付いてきた当時でも既におもちゃみたいだった古いパソコンを譲り受けて使用していました。当時はマイコンBASICマガジンとか、MSXマガジンとかを参考にプログラミングして自分でコーディングしたゲームを自分で遊ぶという事を繰り返していましたね。

現在の仕事は、グローバルな案件での会員認証基盤と、その基盤を利用した各種システムの構築、運用です。既にお付き合いの長いお客様とのプロジェクトで、基本は固定のメンバーでチームを組んで対応しています。チームとしては個人攻撃にならないようにしつつ、ときには他人のコードの問題を指摘ながら、皆がエンジニアリングに関する自由な意見をお互いにぶつけることができるいいチームになっていると思います。

業務で意識していることは、システムの寿命を長くするための設計を行うこと。昔は、お客様のご要望に対してエンジニアとして、システムをこねくり回してなんとか実現することをまず考えていたのですが、今はその前にそのご要望を実現することがシステムに対してどういう影響を与えるのか、システムの寿命、ビジネスの寿命を短くすることに繋がらないかをお客様のビジネスのあり方と共にしっかりと考えるようにしています。グローバルな案件では、どこか一つの国におけるビジネス要件をシステムに取り入れてしまうと、その要件が他の国にも影響してしまうので、長期的な使用を想定する場合に開発を行わない方が良いケースがあれば、お客様に伝えます。いま携わっている案件においてはお客様がグローバル企業であるため、例え最初は特定の国における開発であったとしても常にグローバルな意識を持つことが重要になっています。

ゆめみの良さは、時間の都合を付けやすいところですね。例えば、家庭の事情があればリモート作業も認められているので、共働きでも子育てしやすく助かっています。あとは、負荷試験に関する本を書かせてもらったのは貴重な経験となりました。裁量労働制なので、必須のタスクを終わらせて、執筆活動をしました。負荷試験に関して言えば、社内の他の案件でも負荷試験を担当する事が多いのですが、試験を通じて見えてきた対象システムで詰まっている箇所を指摘、改修してもらった結果、劇的な改善が認められたりするときなどは本当に気持ちいいので、個人的には負荷試験が一番面白いです。

また、業務時間の隙間には、健康維持のために、社内にある健康器機で筋トレをしています。実は筋トレにはもう一つの理由があって、私には娘が4人いるのですが、彼女らがいつか彼氏を連れてきた時に、見た目で威圧してあの親父苦手だなと思って貰う為ですね。

自分にとって、ゆめみに入社したことは大きいですね。就職も考えられなくてどうしようかなと思っていた時、インターンとして会社で寝泊まりする感じで参加して、そのまま就職して、2年後くらいには結婚もしました。もうちょっと掘り下げると、ゆめみに誘ってくれた友人には今も感謝しています。

Recommend 関連情報