〜「読んで真似できる」。デジタル人材を支援し続けた10年の歩み〜
株式会社ゆめみ(本社:京都府京都市、代表取締役:片岡俊行、以下「ゆめみ」)が運営するWebメディア「SELECK(セレック)」が、2025年5月25日にリリースから10周年を迎えました。
「SELECK」は、ビジネス現場の実践知を「読んで、真似できる」形で届けるWebメディアとして、これまでに1,600本以上の記事を公開。デジタル人材の成長と挑戦を支援し続けてまいりました。
▶ デジタル人材のためのメディア「SELECK」:https://seleck.cc/
SELECKは2015年5月25日、IT・デジタル業界を中心に「表に出ない“企業の知”を可視化し共有するメディア」としてスタートしました。
メディア名「SELECK」は、“SELECT + QUICK”の造語です。BtoB領域における知の共有を促進し、すべてのビジネスパーソンが、「仕事で困った時に、課題解決のヒントを素早く簡単に入手できる」状態を作ることを目指しました。
そしてリリース当初より、企業への取材によるインタビュー記事を主軸に据え、成功事例やノウハウを発信。リリースから1年が経過した時点で、記事数600本・掲載企業数300社を突破し、順調に成長を続けてきました。
その後は、インタビュー記事にとどまらないオリジナルコンテンツの蓄積により、読者層も着実に拡大。2025年5月時点で記事数1,600本・掲載企業数は900社を突破し、実務に役立つノウハウを記事として公開しています。
また、2021年4月にはEBO(エンプロイー・バイアウト)によって当時の運営会社から独立し、SELECK株式会社として新たなスタートを切りました。同年12月には株式会社ゆめみの子会社となり、2023年5月には完全統合を行い、より強固な体制での運営へと移行しました。
SELECKはリリース以来、読者が「読んで真似できる」情報発信につとめ、累計1,600件以上の記事を公開してまいりました。これまでの10年では、時代ごとのトレンドに応じて、取り上げる内容が変化してきました。
リリース当初は、主に成長中のIT企業に焦点を当てた「ITツール活用事例」の紹介からスタート。その後、時代のニーズに合わせて取材テーマを拡張し、仕事における先進的な概念やフレームワーク、海外の最新SaaSツールの紹介など、多岐にわたるトピックをカバーしています。
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉が一般化する前にもいち早く着目し、大企業のデジタル化事例や内製化(インハウス開発)支援の取り組みなど、すべてのビジネスパーソンに役立つ情報を提供してきました。
直近の数年間では、特にWeb3や生成AIといった新潮流にもフォーカスし、業界の最先端動向を捉えた記事を次々と発信しています。
▼各年の「トレンド」キーワード(一部)
2015年:業務効率化、グロースハック、クラウドツール
2020年:DX、SaaS、リモートワーク / リモートコミュニケーション
2025年:生成AI、AIエージェント
▶ 詳しくは、こちらの記事をご覧ください:https://seleck.cc/10th_anniversary
また、SELECK編集部は記事制作を軸とするだけでなく、読者や業界関係者との直接の交流機会を創出するイベント施策にも積極的に取り組んできました。
2018年末には、編集部と読者が飲み物片手にざっくばらんに語り合う交流会「SELECKゆるのみ」をスタート。以来、ゆるのみは定期的に開催され、読者コミュニティの活性化に大きく寄与してきました。
さらに、リアルな場所で現場のナレッジをシェアできるイベントシリーズとして、2019年には「SELECK LIVE!」も開始。こちらは主にテック領域の最新トピックを扱う勉強会・セミナー形式のイベントとして開催してきました。
加えて、「SELECK miniLIVE」と題したオンライン企画連載も2024年よりスタート。X(旧Twitter)の音声スペース機能を活用したライトなトークイベントで、テーマごとにゲストを迎えたディスカッションを編集部が生配信し、その内容を記事化する試みとして開催しています。
▶ 過去に行われた各種イベントのレポートはこちら:https://seleck.cc/tag/イベントレポート/
このようにオフライン・オンライン双方の場を通じて読者とのエンゲージメントを深め、メディアの発信力強化とコミュニティ作りに取り組んできた点も、SELECKの大きな特徴です。
この度、リリース10周年を記念して、「『秒で変わるAI時代』に勝つ。最新AIツール完全攻略ガイド」を公開します。
近年、AI関連サービスはかつてないスピードで進化を遂げており、日々新たなツールが登場しています。その一方で、SNSやWeb上では、広告色の強い情報や過大評価されたコメントも多く見受けられ、真に有用な情報を見極めることがますます難しくなっています。
膨大な情報量とノイズが混在する今、「自分にとって本当に使えるAIツール」にたどり着くことは簡単ではありません。
こうした状況だからこそ、「正しい情報源を選び、効率的にキャッチアップすること」が、これまで以上に重要になっています。
そこで今回は、SELECK編集部が日々実践している「最新AIツール情報の探し方・選び方・使い方」のノウハウに加えて、編集部が推薦する「現場で使えるAIツール22選」の情報をすべてまとめてお届けします。
どなたでも、無料ダウンロードが可能です。ぜひこの機会に、効率的かつ確実にAIツールの「今」をキャッチアップしてみてください。
▶ ダウンロードはこちら:https://lp.seleck.cc/aitools_10th
メディア経験者「ゼロ」のチームで立ち上げたSELECKが、こうして10周年を迎えられたことは奇跡だと思います。これまでご協力いただいた取材先の皆さま、読み続けてくださった読者の皆さま、そして編集部のメンバーと、メンバーを支えてくれた皆さまに、改めて感謝を申し上げます。
私は2015年の立ち上げ当初から(途中、2年ほど離れていた期間もありますが)、編集長としてSELECKに関わってきました。当時は、取材の方法も、記事の届け方も、まったくの手探り。それでも、これだけ長い期間にわたって記事をお届けしてこられたのは、皆さまの支えがあってこそです。
10年という時間の中で、ビジネスのあり方も、テクノロジーも、働き方も大きく変化しました。SELECKもまた、EBOによる独立やグループ経営への移行を経て、常に進化を続けてきたメディアです。直近では、生成AIの急速な台頭によって、メディアのあり方そのものも大きな転換点を迎えています。
正直、11年目以降のSELECKがこれからどうなっていくのか、私にも全くわかりません。
けれど、「読んで、真似できる」実践的で役に立つメディアでありたいという原点は、今も変わりません。この思いを大切にしながら、これからも、できるかぎりは走り続けてまいります。
SELECK編集長 舟迫 鈴
株式会社ゆめみについて
2000年の創業以来、これまで600社以上の企業と共に全世界6,000万MAUに達するWebアプリケーションやスマートフォンサービスを企画開発してきたDX・内製化支援におけるリーディングカンパニーです。サービス企画からデザイン・開発・運用と全てをマルチスティック(幅広い顧客部門に伴走可能)に動き、日本のデジタル部として顧客組織のアジリティを向上させることをミッションにゆめみ自身も日々成長しています。私達の最終的なミッションとしては法人企業の内製化を実現してコア業務におけるアウトソーシングの時代を終わらせることを目指しています。
【会社概要】
会社名:株式会社ゆめみ
資本金:1億円
設立: 2000年1月
代表者: 代表取締役 片岡俊行
東京本社:東京都世田谷区三軒茶屋2-11-23 サンタワーズB棟8階
京都本社:京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸4階
従業員数:409名(2025年5月時点)
主な事業内容:
インターネットサービスを主とした開発・制作・コンサルティングの内製化支援
デザイン・イネーブルメント
モバイルアプリ開発(iOS、Android、Flutter など)
デジタルメディアコンテンツ運用
URL:https://www.yumemi.co.jp/