バックエンドの開発を主な仕事としています。オンプレミスリソースの使用を選ぶことが無くなって、もっぱらクラウドコンピューティングを選んでいますが、最適と判断した場合は特にサーバレスコンピューティングを選んでいます。
オンプレミスリソースの使用においては、計画的に調達し、廃棄しなければならなかったものが、クラウドコンピューティングによって、いつでも調整、調節できるものになりました。また、クラウドコンピューティングにおいては調整し、調節しなければならなかったものが、サーバレスコンピューティングによって、それすら不要なものになりました。
これまで何度も繰り返されてきたように、これからもITにおいては、できなかったことができることに、難しかったことが易しいことに、あっけなく変わり続けます。新たなやり方と既にあったやり方を比べて、いつ、いずれを用いるべきか考えるということをせず、馴染んだやり方や、それに似たやり方で済ませ続けると、それでも顧客にITの恩恵をもたらしていると言えなくはありませんが、本来もたらされ得る程に、もたらしていないという意味では、顧客の活動を妨げることになってしまいます。
妨げとなるのではなく、助けになるべく、これからも常に研究を怠らず、その時の最良を心掛けてゆこうと思います。
もっとも、やりたいことで、やれることをやるべきことにしてしまっていると、楽しみでしかないのですけれども。